2010年04月08日

度重なる議事中断、緊張感漂った日医会長選 −ドキュメント(医療介護CBニュース)

 ふたを開けてみれば、代議員の4割近くの得票で勝利した原中氏。だが、他の有力候補も100票超を獲得。日医の分裂も懸念されており、新体制では「反」原中陣営との協調が重要になりそうだ。
4月1日の会長選はピリピリとした緊張感が漂っていた。大阪府医師会から出席した予備代議員の投票を巡り、何度も議事が滞る場面がみられた。
 日医会長選を追った。

午前7:30ごろから 日医会館内で原中氏が
             最後のあいさつ
   8:30ごろ    同会館内で森氏も最後の
             あいさつ
   9:00過ぎまで 日医会館入口で、原中、森両
             陣営が代議員にビラを配布し
             ながら支持訴える
   9:30代議員会が開会
            ・暫定の議長が出席代議員数  
             を公表
             357人(欠席ゼロ)
            ・新議長を選出
     9:40石川育成・新議長があいさつ
      「各候補ともキャビネット選挙をしないと言ってきた。オールジャパンの執
      行部になる。開かれた、公明正大な日本医師会の第一歩になる」と表明    
      <一時休会>
   10:00議事再開
      ・議長が選挙の実施と投票方法について説明・一部の代議員が                
       大阪府の予備代議員の投票に異議唱える
   10:30議事一時中断
   10:40議事再開
      ・議長が予備代議員は投票できないと説明し、同予備代議員に
      退席求める
      ・これに対し、他の大阪府の代議員が再考を要請
   10:45議事が再び中断
   10:50議事再開
      ・議長が予備代議員を「欠員」扱いにすることを出席代議員に確認
      ・議長があらためて出席代議員数356人、欠員1人と修正
      ・投票のために議場を閉鎖
   11:00投票開始
   11:40投票結果発表
       投票総数356票(有効投票数356票)
       金丸昌弘氏   0票
       唐澤祥人氏  107票
       森洋一氏   118票
       原中勝征氏  131票
      ・議長が原中氏を当選人に決定すると宣言
 当選直後、記者団に囲まれた原中氏は、対立候補と票が割れたことについて、「一番票が多かった私が責任を持つ。日医が分裂してはいけない」と強調した。


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2010年04月06日

介護事業所、報酬不正請求で指定取り消し―兵庫と大阪(医療介護CBニュース)

 兵庫県はこのほど、介護報酬を不正に請求し、受領していたなどとして、「有限会社あすなろFG」(川西市)が運営する指定通所介護事業所「あすなろデイ・サービス」(同)などの介護保険法に基づく指定を3月30日付で取り消したと発表した。また、大阪府も同日付で、同社が運営する指定訪問介護事業所「あすなろホームヘルパー箕面」(箕面市)の指定を取り消した。報酬の不正請求額は2事業所合わせて約266万円に上る。

 兵庫県によると、「あすなろデイ・サービス」は2007年10月から09年4月までの間、川西市内の利用者5人に対してサービス提供を行っていたと偽って、介護報酬約129万円を不正に請求し、受領した。また、県が09年8月と11月に監査を実施した際には、不正に請求した内容と合うように改ざんしたデイサービス日誌などを提示し、虚偽の報告を行った。同事業所は09年夏ごろから休止状態にあり、利用者はいなかったという。
 県はこのほか、福祉用具販売について介護保険給付分を受領したにもかかわらず、利用者宅に納品していなかったなどとして、同社の指定特定福祉用具販売事業所「未来ケア・グッズ」(川西市)の指定も取り消した。

 また大阪府によると、「あすなろホームヘルパー箕面」は08年5月から09年4月までの間、川西市内の利用者2人に対して実際には提供していない訪問介護サービスを提供したとする虚偽のサービス提供記録を作成し、介護報酬約137万円を不正に請求、受領した。約50人いた利用者は、既に他の事業所に移っているという。

 同社をめぐっては、介護報酬の請求や会計を担当していた代表者の妻が、川西市から介護報酬をだまし取ったとして詐欺容疑で今年2月に逮捕されている。
 両府県の担当者によると、同社の事業所は既に実質的に廃業しているという。


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2010年04月05日

証拠ないのに発表、違和感…銃撃事件で元長官(読売新聞)

 1995年3月の警察庁長官銃撃事件で、銃弾3発を受けて瀕死(ひんし)の重傷を負った国松孝次氏(72)は公訴時効が成立した30日、読売新聞の単独取材に応じた。

 警視庁公安部がこの日、異例の「捜査結果概要」を公表し、オウム真理教の信者だった警視庁元巡査長(44)や教団の元幹部ら8人を「容疑グループ」と指摘したことに、「逮捕できる証拠がないのに発表して、一般の人がどのように思うのか心配だ」と懸念を示した上で、「結果としては教団の犯行と言えないだろう」などと述べた。

 国松氏は、この日の公安部の発表を聞いて「異例の言明で、判断は分かれるところだと思う」と違和感を覚えたという。その一方で、延べ約50万人もの捜査員が投入されたことを指摘しながら、「国民への説明責任の果たし方の一つだとも思う。教団は、今でも危険な存在で注意喚起が必要な面がある」と、かつて自分も部長を務めたことがある公安部に配慮も見せた。

 国松氏は、捜査については「不合格というしかない。教訓を次の捜査に生かすのが未解決のまま終わった事件のけじめ。改めて検証してほしい」と注文した。国松氏は事件後約2か月半で公務に復帰。現在はNPO「救急ヘリ病院ネットワーク」の理事長。

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